高齢化社会に突入し、今後ますます激化すると言われている日本ですが、ほかの国々はどうなっているのでしょうか。世界196か国の高齢化率のランキングと、それぞれの国の状況をまとめました。

世界196か国の高齢化率ランキング

2015年度(台湾のみ前年度)の高齢化率ランキングが下記です。日本はイタリアを4ポイントも引き離して世界一の高齢化国家になっています。3位以降、ギリシア、ドイツ、ポルトガル、フィンランド、ブルガリア、スウェーデンと、日本人にもなじみの深いヨーロッパ各国が続きます。

アジアは、34位香港、51位韓国とかなり下位になってからでないと名前が登場しませんが、日本より速い速度で高齢化していると言われており、今後順位を伸ばしていくことになりそうです。

順位 国名 2015年
1 日本 26.34
2 イタリア 22.40
3 ギリシャ 21.39
4 ドイツ 21.24
5 ポルトガル 20.79
6 フィンランド 20.47
7 ブルガリア 20.02
8 スウェーデン 19.94
9 ラトビア 19.36
10 マルタ 19.24
11 フランス 19.12
12 デンマーク 18.95
13 クロアチア 18.93
14 リトアニア 18.84
15 スペイン 18.78
16 エストニア 18.75
17 オーストリア 18.75
18 オランダ 18.23
19 ベルギー 18.22
20 チェコ 18.07
21 スイス 18.04
22 スロベニア 17.96
23 ハンガリー 17.81
24 イギリス 17.76
25 米領ヴァージン諸島 17.60
26 ルーマニア 17.31
27 チャンネル諸島 17.26
28 セルビア 17.08
29 ノルウェー 16.33
30 カナダ 16.13
31 ポーランド 15.53
32 ボスニア・ヘルツェゴビナ 15.44
33 ウクライナ 15.30
34 香港 15.06
35 オーストラリア 15.04
36 ニュージーランド 14.86
37 キュラソー 14.84
38 米国 14.78
39 プエルトリコ 14.46
40 ウルグアイ 14.43
41 バルバドス 14.16
42 ジョージア(グルジア) 14.02
43 ルクセンブルク 13.98
44 ベラルーシ 13.98
45 キューバ 13.97
46 スロバキア 13.84
47 アイスランド 13.71
48 モンテネグロ 13.64
49 ロシア 13.36
50 アイルランド 13.13
51 韓国 13.12
52 キプロス 12.84
53 アルバニア 12.39
54 マケドニア 12.32
55 アルバ 12.19
56 台湾 12.00 1
57 シンガポール 11.68
58 イスラエル 11.23
59 チリ 11.00
60 アルゼンチン 10.92
61 アルメニア 10.82
62 タイ 10.47
63 ニューカレドニア 10.16
64 モルドバ 9.95
65 モーリシャス 9.56
66 中国 9.55
67 北朝鮮 9.53
68 トリニダード・トバゴ 9.41
69 スリランカ 9.30
70 ジャマイカ 9.13
71 セントルシア 8.99
72 マカオ 8.99
73 コスタリカ 8.90
74 グアム 8.73
75 バハマ 8.28
76 エルサルバドル 8.17
77 レバノン 8.13
78 ブラジル 7.84
79 パナマ 7.63
80 チュニジア 7.59
81 仏領ポリネシア 7.55
82 トルコ 7.53
83 セントビンセント・グレナディーン 7.33
84 アンティグア・バーブーダ 7.16
85 グレナダ 7.15
86 コロンビア 7.03
87 スリナム 6.88
88 セーシェル 6.87
89 ペルー 6.82
90 コソボ 6.77
91 ベトナム 6.74
92 カザフスタン 6.73
93 エクアドル 6.70
94 ドミニカ共和国 6.65
95 メキシコ 6.46
96 ボリビア 6.46
97 ベネズエラ 6.26
98 モロッコ 6.16
99 パラグアイ 6.02
100 アルジェリア 5.93
101 マレーシア 5.89
102 トンガ 5.87
103 フィジー 5.83
104 アゼルバイジャン 5.62
105 インド 5.61
106 東ティモール 5.58
107 ネパール 5.54
108 ミャンマー 5.35
109 サモア 5.23
110 エジプト 5.22
111 インドネシア 5.17
112 ガボン 5.10
113 ニカラグア 5.08
114 ブータン 5.06
115 イラン 5.06
116 南アフリカ 5.03
117 ガイアナ 5.00
118 バングラデシュ 4.97
119 ホンジュラス 4.85
120 グアテマラ 4.84
121 モルディブ 4.70
122 ウズベキスタン 4.65
123 ハイチ 4.63
124 カーボヴェルデ 4.58
125 フィリピン 4.57
126 リビア 4.54
127 パキスタン 4.49
128 ブルネイ 4.41
129 ミクロネシア連邦 4.35
130 キルギス 4.22
131 バヌアツ 4.19
132 ジブチ 4.18
133 トルクメニスタン 4.15
134 レソト 4.14
135 カンボジア 4.11
136 シリア 4.06
137 モンゴル 4.04
138 中央アフリカ 3.85
139 ラオス 3.81
140 ヨルダン 3.78
141 ベリーズ 3.76
142 キリバス 3.70
143 コンゴ共和国 3.66
144 ボツワナ 3.59
145 スワジランド 3.58
146 ナミビア 3.52
147 エチオピア 3.48
148 南スーダン 3.46
149 マラウイ 3.44
150 ソロモン諸島 3.39
151 ガーナ 3.39
152 モザンビーク 3.34
153 スーダン 3.32
154 モーリタニア 3.20
155 カメルーン 3.20
156 タンザニア 3.20
157 ギニアビサウ 3.16
158 サントメ・プリンシペ 3.08
159 ギニア 3.06
160 イラク 3.05
161 コートジボワール 3.02
162 リベリア 3.01
163 パプアニューギニア 3.00
164 タジキスタン 3.00
165 ジンバブエ 2.96
166 コンゴ民主共和国 2.96
167 パレスチナ 2.95
168 セネガル 2.93
169 ザンビア 2.90
170 ベナン 2.89
171 赤道ギニア 2.88
172 サウジアラビア 2.86
173 マダガスカル 2.83
174 ソマリア 2.82
175 ケニア 2.80
176 コモロ 2.79
177 ルワンダ 2.78
178 イエメン 2.78
179 トーゴ 2.76
180 ナイジェリア 2.73
181 シエラレオネ 2.66
182 エリトリア 2.63
183 オマーン 2.58
184 ニジェール 2.58
185 マリ 2.51
186 ウガンダ 2.48
187 ブルンジ 2.47
188 アフガニスタン 2.46
189 チャド 2.45
190 バーレーン 2.41
191 ブルキナファソ 2.39
192 ガンビア 2.31
193 アンゴラ 2.31
194 クウェート 1.97
195 カタール 1.18
196 アラブ首長国連邦 1.13
197 世界計 8.26

注1:2014年度のデータ

若年率世界一!アラブ首長国連邦の秘密とは

ここで気になるのが、高齢化率1%という、超若者国家、アラブ首長国連邦(UAE)です。このUAEには、日本でも大変有名な「ドバイ」を含めた7つの地域が含まれており、石油が豊富ないわゆる「お金持ち」な国だと言えます。

1960年に約10万人だった人口は、1980年には100万人、2010年には750万人と、すさまじい速度で増え続けています。これは、UAEの人が子供をたくさん産んでいるから、ではもちろんありません。UAEは「9割以上が外国人(≒移民)」と言われるほど海外からの移住組が多く、その多くは出稼ぎに来ている若者だとされています。そして、中高年になっていくとほとんどの出稼ぎ組は母国に帰るとみられています。そのため、9割以上と言われる外国人のほとんどは常に若い状態が保たれているのです。

出稼ぎ組の多さは、生産年齢人口に表れています。生産年齢人口とは、15~65歳の労働力の中心となる年齢層の人口割合を言います。日本では全人口の60%が生産年齢人口、高齢者が26%、その他(14歳以下の若者)がおよそ13~14%となっています。UAEでは、生産年齢人口がなんと80%!高齢者は驚きの1%で、14歳以下の若者がおよそ20%です。

arabianbusiness.comより
arabianbusiness.comより

石油に支えられた、日本人からするとややイビツな形だとはいえ、この人口構成はうらやましくなってしまいますね。

大国アメリカはなぜ若さを保てるのか?

UAEと同じく、移民のおかげで人口増&高齢化率DOWNを実現していると言われているのがアメリカです。

アメリカの人口は現在およそ3.2億人。1976年の人口は2.2億人だったので、40年で1億人が増えた計算になります。日本の人口は同じ40年間でおよそ1千万人ほどの増加なので、同じ先進国なのに人口の伸びがここまで異なるのかと驚かされます。

武田卓夫
Author

中国在住の元看護師。介護、医療系の記事執筆を生業にするライター。20代のときは看護師として病院に7年間勤務。セカンドキャリアとして、看護師の道ではなく、中国のIT企業に勤務する道を選ぶ。妻と息子との三人暮らし。